切り込み線(ピアッシング・ライン)
陽線が直前の陰線終値より下で始まり、その中値より上へ戻して引ける2本の底打ちパターン。
ローソク足の形
1本目は強い陰線です。2本目はギャップダウン(または直前終値より下)で始まりますが、上昇して直前陰線実体の半分超まで戻して引けます — 完全には包みません。
市場心理
寄り付きでは売り手が支配しているように見えましたが、買い手がセッションを反転させ直前の下落分の大半を取り戻しました。中値より上の引けは、決定的でなくても買い手が戦いに勝ったことを示します。
いつ意味を持つか
下落トレンドの後、できればサポートで意味があります。かぶせ線の強気版であり、強気の包み足のやや弱いいとこです — 1本目の実体内へ深く引けるほど強いです。
初心者にありがちな間違い
- 直前中値より下の引けを認めること — 陽線が50%地点を越えなければ有効な切り込み線ではありません。
- 強気の包み足と混同すること。切り込み線は直前実体内で、包み足はその先で引けます。
よくある質問
切り込み線は直前の足のどこまで引ける必要がありますか?
半分超(直前陰線実体の50%中値より上)です。それより下の引けは弱すぎて不適格で、直前始値より上の引けなら完全な強気の包み足になります。
切り込み線は強気ですか弱気ですか?
強気ですが、下落トレンドの後のみです。買い手が地歩を取り戻すシグナルです。陰線が直前陽線実体の中値を越えて引ける弱気の鏡像はかぶせ線です。
実際の過去チャートを1本ずつ公開し、文脈の中でこのパターンを見つける練習をしましょう。